岸さんのこと

Posted on 火曜日, 3月 27th, 2012

先週、岸さんからメールがきました。
岸さん・・・というのはある時はベース、ある時はドラム・・・と度々にライブを手伝ってもらっている方です。

話は遡り、 2005年。
VROOM SOUND(現STUBBIE RECORDS)の島田さんに呼ばれて、The Go!Teamの来日公演に行って。
その打ち上げの席で同席したのが Refelyの南葉さんという方で、なんか仲良くなって。(*注1)

2006年の初め、下北沢のモナレコードであった山本ムーグさん主催の「ドラムンガール」という深夜行われたイベントに一緒に行き、その時に「俺らも家でシコシコ作ってるだけじゃなくて外で音出してぇなぁー!」ということになり遊びでスタジオに入るようになり、やがて南葉さんが大学時代のバンドサークルの先輩である岸さんを連れてきた・・・というのが出会いであります。

岸さんは僕よりも10近く年上で(確か)、お子さんも4人いて(確か)、経済的にもしっかりしていて(間違いなく)、人間的にも柔和で頼りがいがあり、その上本来ギターの人なのにベースやドラムでお手伝いしてくれるという人格者なのであります。

そんな岸さんなんですが、以前から「地元(岩手)に帰るかもしれない」という話は聞いていて。
一番最後に会ったのは去年の12月にライブをやったとき、その時には地元に帰ることが確定したという感じで。
送別会とかしたいのでまた連絡下さい・・・とは伝えてて、連絡来ないな~と思ってたら先週メールがきました。
本人に許可とってないけど、メール掲載します。
ちなみに、岸さんも一昨年お父さんを病気で亡くされています。

 

“岸です。
遅くなってしまいましたがお父さんのこと、残念でした。
謹んでお悔やみ申し上げます。
これから何ヶ月か、つらい気持ちになることがちょくちょくあると思いますが、
やはり年月が経つとそんな思いも薄まるものですので、ゆっくり受け入れてってください。

ところで僕の引越しですが、今月27日になります。
一度ぐらい行く前に飲みたかったんですが、家族の予定・自分の予定がギュウギュウで
ちょっともう時間がなさそうです。
ドリットドリッテルのライブに参加できてとても楽しかったです。
あそこまでドラムでライブを出来たってのが僕にとっては大きな経験でした。
最後のライブはまあまあだったかなと思いますがどうでしょう?
とにかく使ってくれてどうもありがとう。
動画もらえたらうれしいです。

またたまに仕事で東京に来ることはあろうかと思うので、
機会があれば飲みましょう。”

そんな2006-2009年の思い出が詰まったビデオ。

(*注1 その後喧嘩をして今は疎遠です。)

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