長年、いやここ数年、さび中(*注1)で一人瓶ビールを飲みながら上司の悪態をついていたのもこの日の為だったと言っても過言ではない。いや、過言だ。
松葉ー漫画家を目指す者にとって避けて通ることはできない遥かなるオーガスタ。
「まんが道」や「愛…しりそめし頃に…」等々でたびたび出てくるトキワ荘のメンズが愛したさび中。
本日ついにその聖地とも言える松葉へ行く事に。
大江戸線・落合南長崎駅下車し、南長崎ニコニコ商店街へ。
ハッ!本物発見!
この日の為にさび中で「ンマズ~イ!」と言い続けてきたといっても過言ではない。
それでは・・・
「ンマ~イ!」
(↓お客さんが自由に書き込めるメッセージノート)
気がついたら僕の目には涙がこぼれていた。
ここ最近の鬱々とした晴れない心。
正直、自分が何をやればいいのか見失っていた。
そして、はっきりと分かった。
アコギがどうとかプルコギがどうとかそういうことじゃあない。
僕は漫画家になりたかったのだ。
先生・・・俺、漫画が書きたいです―
(*注1)さびれた中華料理屋のこと。またはその様。