初めて見たのは一ヶ月くらい前、駅からの帰り道、子猫が鳴いている声が聞こえたのでふと見ると母猫と子猫が4匹程。
それから、毎日行き帰りにチェックしていました。
いつでも母猫は、子猫達を護るようにキリっと立っていて。
晴れの日も、雨の日も。
ちょっと前から、見かけても子猫は目の下に模様のある一匹だけ、そしてここ最近親猫共にあまり見かけなくなったのですが、一昨日の朝。
通勤途中、ふと見ると、いつも猫達がいた付近のゴミ集積場に、その子猫が、ひっくり返って、固くなって、死んでいました。
近所の人が、死体を見つけてゴミ集積場に置いたのかもしれません。
毎日いくつもの命が生まれ、いくつもの命が無くなり、その何十万の中のたった一つの野良猫のちっぽけな命かもしれないけど、自然の摂理なのかもしれないけど、やはり私は悲しい。